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スタートライン
ころころくらす(3か月~1歳半頃)

0歳児の心の体験

言葉を発せられない0~1歳ですので「泣くこと」で自分の不快を訴える唯一の手段なのです。赤ちゃんが泣くと、先生がとんできて、お腹減った?おしっこ気持ち悪くない?汗かいた?眠たいのかな?といろいろ世話をするなかで赤ちゃんは心地よくなります。 これを繰り返すことで0歳児は、家庭や保育園で守られながら、泣くたびに世話をされ、心地よさや安心感をたくさん持って1歳児へと進んでいく保育をします。
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しがみつき・後追いの大切さ

しがみつき・後追いの時期が必ず来ます。 その大切な時期にしっかりとしがみつかせてあげる! すると後々心が安定し、しがみつかなくても大丈夫になります。

ハイハイの大切さ

腹筋・背筋・腕の力・食いしばる力・首・頬・指先の力をつけることができる。 上半身の力をしっかりつけるのは、ハイハイの姿勢が一番つきます! 後に咀嚼の力ともつながりよく噛んで食べる「食」への第一歩ともなります。 1,2歳児でも、ハイハイの姿勢で遊ぶと腹筋・背筋の力がつき姿勢がよくなるのです。
機微を見つめる~心の保育入門~ 山田真理子著 一部起用
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ぴよぴよくらす(1歳半~2歳)
1歳児は、発見と同時に感動します。ただ、発見・感動だけでは終わりません。 必ずその感動を保育者などへ伝える相手を探し、持っていれば差し出し、持っていなければ指さして声をあげて感動を伝達しようとします。 「発見を一緒に喜んでもらおう」「喜んでもらえると嬉しい」ということを知っているから。そして、伝えた相手から期待したような共感が得られた子どもは、更に次なる発見へと関心が広がります。これが好奇心の始まりです。”
みつけた☆
嬉しい~!!
家族や先生に伝えたい☆
喜んでもらって
もっと見つけるぞ!
・・・と1歳児の心は育ってゆきます。

1歳児の発達を保証する保育

発見して感動する体験をできるだけたくさん出会えるような環境を用意し、子どもの心に響くような関心と共感をもって接します。 天気・場所・季節・おもちゃ・友達・・・みんな1歳児にとっては「わー!」という驚きと感動を伴った発見だということを忘れないで、もっと驚き、感動を感じられるような工夫をしていきます。
人の心が分かる子どもに育てたいなら、1歳のときの「発見・感動」に対して、しっかり共感することが大切なのです!!!
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人の心が分かる子に育てたいなら、1歳のときの「発見・感動」に対して、
しっかり共感することが大切なのです!!!
機微を見つめる~心の保育入門~ 山田真理子著 一部起用
いるかくらす(2歳~3歳)
2歳児の特徴として、運動能力が高くなり、身体を通して世界を捕まえていきます! よく転んでいたのがどんどん安定して走れるようになって、ジャンプ!いろんなところに手が届く!身体を動かすのがおもしろくて仕方ないのです。それが2歳児の特徴です。 走って転んで泣いて、飛び降りて足が痛い、触って冷たい・熱い!こんなことを何度も繰り返して身体で覚えるのです。 自分の体がどのくらい動くのか。人とどれくらいぶつかったら自分が痛いのか。何ができないのかを体でやってみて知ることが2歳児の発達課題として充分にやらなければならないのです。

2歳児の発達を保証する保育

保育の中で、いかに身体を通しての体験が充分にできるかによって、2歳児の発達過程に適した保育であるよう計画していきます。
くじらくらす(3歳~4歳)
三歳児の特徴の一つは「自己主張と攻撃性の発散」であり、もう一つは「ファンタジー能力の開花」であると思います。 三歳になると今まで周りからもらって心の中で育ってきた心のエネルギーが、外に向かって放出されようとし始めます。つまり、攻撃性が外に向かって出てくるのです。 なんだか「乱暴・暴力」といったマイナスなイメージになりますが、心の中から初めて外に向かって出てくるエネルギーが自分に不都合なことにたいして排除しようとする当然なエネルギーの使い方が実行されるだけなのです。 自己主張期は、大変扱いにくいところもあるため、おさえつけてしまうと、子どもの自己主張を充分にせず「自己表現」まで潰してしまいます。  三歳児の自己主張は、個性を育むことと深い関係があるので、自己主張の時期をファンタジー能力の開花を使って、絵本に出てくる悪者を使って「大変だ!保育園の外に悪者が表れた!!みんなでやっつけよう!」と例えば私(園長)を悪者役にしてやっつける!その時は、友達は悪者じゃないから攻撃はしないことなど約束をしてしっかり攻撃性を発散させました。この時期に子たちは本当に楽しそうに役になりきってくれます。  へとへとになりながらも子どもたちのキラキラした笑顔を見ていると悪者役はやめられません(笑)
くじら・いるかくらすは、同じ部屋で過ごします☆
機微を見つめる~心の保育入門~ 山田真理子著 一部起用
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